知らないと損する池上彰のお金の学校で学んだこと

読書のコーナー

最近『YouTube大学』や『リベ大』にハマり見続けていたところ、

本気で老後が不安になり、勉強せねばと一念発起!!

ブックオフで『教材となるべき本は無いかな』と物色!!

あった!!しかも、あの『池上彰さん』の本だ!!しかも安い!!

迷わず購入!!しかしよく見ると・・・

『2011年10月30日第一刷発行』・・10年前の本でした><

そこで思ったのが『中田敦彦さん、ほんの読み方紹介してたな』

しかも『本を汚して読みなさいと!!』←誤解があるかもしれませんw

これは・・・チャンスだ・・ざゎざゎ・・

となり、今回は『中田敦彦さん』風に『池上彰さん』の本を読んでみた!

をやってみたいと思いますw

というか、勉強になりました!!というところを書いていきます。

1.株式投資

(1)株式投資で儲けるには

 株式投資で儲けことができるのは、

 常に「会社の情報」と「世間の人がどう考えているか」に目を配って、先を読む。

 そして安いときに買って高いときに売る。

 ということでした・・・

 投資家として稼ぐには、きちんと新聞などを読んでインプットし、

 過去の経験などから時勢を読む・・・ 素人にはムズカシイんですね・・先生><

 ここで一つ面白いことが書いてました。

 『東インド会社が世界で最初の株式会社と言われています。』

 とのこと。しかもその理由が航海に対するリスクヘッジなんだそうです。

 一人の資産で航海が失敗すると、その人一人が大損してしまいますが、

 みんなで少しずつであれば・・そして利益もみんなで山分け

 ということだそうです。

 考えた人凄すぎですよねw

(2)日経平均とは

 知っている人も多いと思いますが、改めて

 日経平均株価:日本経済新聞社独自の基準で選んだ225社の平均株価

 TOPIX :東証一部上場企業全銘柄の時価総額全てを足し合わせたものを、過去と比較した指数

 TOPIXは『計算を始めた1968年1月4日時点の時価総額を100ポイント』とし比較しているとのこと。

 この本を発行している段階(2011年)では『750ポイント前後』だそうです。

 よっしゃ、今のTOPIXはいくらなんだい??と思い調べてみたら・・・

 『2,041.42ポイント』・・・2011年の約3倍ですやんw1968年の20倍ですやん!!

 こうやって見てみると、震災後でどれだけ経済が落ち込んだかがわかりますねぇ・・

 あと、昔『なんで日経平均上がってるのに、TOPIX下がるんだろう?』

 と思っていたのですが、先生が答えてくれていました。

 『225社の平均は上がっているけれども、東京証券取引所全体としては下がっている』

 ということでした。また、

『日経平均株価の上がり下がりというのは、例えてみれば日本企業の体温計』

とのことでした。株をやっていなくても、いつもチェックしていなければいけないんですね。

2.株価

(1)株価が上がると

 株価が高いということは『社会的な信用度が高い』ということであり、その利点は

 『銀行からの資金調達がしやすい』

 『新株の発行を有利に行える』

 とのこと。高ければ増資(新株発行)の際、大量の資金を調達できるからです。

 知らなかったのですが、一株の価格が高くなりすぎると、東京証券取引所から

 『株式を分割して売買単価を下げなさい』

 と、指導があるそうです。そういう指導ってあるんですね^^;

 また、ダメになった会社を根本的に立て直したい場合は、

 『経営陣で自社の株を買い占めて非上場にしてしまう』

 という手段を取り、リストラなどにより健全な会社にした後に再上場するそうです。

3.債権

(1)社債

 会社の資金調達方法として

  1.株式:長期的な資金調達向き

  2.借金:短・中期的な資金調達向き→銀行or社債

 ということでした。シラナカッタ・・・

 優良な会社であれば、銀行の利率より少し高い利率でも買ってもらえるそうです。

 会社によっては、証券会社の手数料+返済を行っても、銀行から借りるよりずっと安いそうですw

 震災前までは

 『社債の金利は、東京電力が一番低かった。』

 『この年に新しく売り出す東京電力の社債の金利がまず決まり、それに基づいてトヨタ・・』

 だったんですね。日本で一番リスクが低い企業だったんですね・・・今は昔ですが・・

(2)外国債

 外国債を買うときは、デフォルト(債務不履行)と為替変動リスクに気をつけなさいとのこと。

 デフォルト:『国債返せません』となること

 為替変動リスク:金利は日本より高いが、円高になるとチャラや赤字もあり得る

 そうなんですね。 そこで、いつもは興味のない為替を調べると

 113.42円(米ドル)でした。ここ5年では安い方なのかな?よくわかりませんw

4.投資信託

(1)投資信託とは

 投資信託:専門家におまかせの金融商品

 投資信託で注意しなければならないのは

『売買手数料と同時に一年間の運用のための手数料もかかる』

 ことだそうです。なので

 『投資自体は成功していても、手数料で赤字』

 もあり得るそうです。そういえば『リベ大』でも手数料には気をつけろと言っていましたね。

 一方『日経平均連動型投資信託』『トピックス連動型投資信託』

 『運用手数料無料にしている投資信託』だそうです。シラナカッタ・・・

 あと、金融商品の広告には十分気をつけなければならないそうです。

 『過去に色々な金融商品を出してきたなかの一番良かった事例』

 が記載される一方、大失敗した事例はどこにも出ないからだそうですw

 また、投資信託には『目論見書(もくろみしょ)』が必ず付いてきます。

 それを『しっかり読む必要がある』そうです。

 それには本社の場所や

 『この投資信託は、どういうものに投資していくのか。そして手数料がいくらでありどういうリスクがあるか』

 が書かれているそうです。なので絶対に『目論見書』を読むことは欠かせないとのことです。

 ここで面白いことが書いていました。

 ある研究者が『猿にダーツを持たせてどの銘柄を買うか選ばせた』ものと、

 『投資信託のプロに銘柄選びを任せ本気で運用させた』ものを比較した結果・・・

 運用成績に目立った差が無かったそうです^^;私もダーツで運用しようかな^^

 あと、株式投資をする際に気をつけなければならないのは

 『分単位で株価を確認したくなるようでは、サラリーマンなら本業に支障が出てしまいますし、年金生活者なら穏やかな老後は楽しむことはできないでしょう。』とのこと。

 『忘れてしまうくらいの額が丁度いい』

 『毎日毎日それが気になってしまうような額はやめておくべきです』

 とのことでした。先生!わかりました^^

(2)FX

 私のイメージだとFXは『ただただ怖い!ギャンブル!』というものでした・・なんでだろう?

 それを先生が教えてくれました^^

 『日々刻々と動いている通貨の交換レートの値動きに投資する』

 そういうことなのか・・ところでなんで危ないのかな?

 『レバレッジをかけることができる』

 ん?急にムズカシイなぁ><

 『証拠金で信用取引ができる』

 ん?

 『証拠金の何倍も金額を運用できる』

 これか!!

 『100万円を証拠金として、二倍のレバレッジをかけ、200万円が100万円に値下がり下とすると、手元に残るのは0円』

 ・・・悪魔の仕組みだ・・・しかも

 『証拠金取引では、株価が値下がりして、証拠金がゼロに近づくと、証券会社「証拠金を積み増ししてください」と連絡が入ります。積み増しできなければ強制的に売却され終了です!』

 強制脱出装置付きなのか!怖いなぁ・・・一瞬でゼロ・・

 でも先生はこうおっしゃってます

 『「休むも相場」という言葉があります。自分が「読めた」と判断できるときだけ動いて、後は運用しないで待っているということですね』

 『素人は一度売買を始めてしまうと、中毒のようにずっと売買を続けてしまうという場合が多いです』

 てことは、素人がFX始める→証拠金で信用取引始める→素人だから読めないときも売買を続けちゃう

 →相場がさがる→証拠金積み増す→全財産つぎ込む・・怖いですね><

(3)金投資

 『金の価格に連動するETF(投資信託)ならば、自由に、しかも瞬時売買できる』

 これによって、一定量の金を保有しなければいけなくなったので、売りにブレーキが掛かり

 『金の投資信託ができたことによって、金の価格「底上げされた」とも言える』

 だそうです・・ごめんなさい・・あまりわかりませんでした><

(4)ETF

 ETF:投資信託そのものを株式のように売買できるもの

 『「わかりやすさ」が際立っている

 『明朗会計のお寿司屋さん』

 先生も褒めてます^^リベ大でも米国ETFオススメでしたもんね^^

 そっか・・・10年前の本でもうオススメになっていたんだ・・

 本を読むって大切ですね^^

 『トータル型のETFは単純です。トータルで見て景気が良くなっていけば、ETFも上がっていくことが予想できる』

 なるほど、今後も景気が続伸と読むのであれば、買いなんですね^^

 ここで面白い話が書かれていました。

 当時の金融担当大臣だった竹中平蔵さんが、

 『これからはETFがおすすめです』

 と発言。そして実際にETFは上がったそうです。

 しばらく経って、記者から

 『あなたはETF買ったんですか?』

 と質問されたところ、

 『いや、私は買いませんでした』

 とのことw大臣が商品をすすめる、自分が買わないような商品を人に勧めたなど

 問題にされたそうでう。

 でも、買っていたら・・もっと叩かれたんでしょうね^^;

(5)先物取引

 私の印象としては、米とか小豆など値上がりしそうな農産物を買うものだと思っていました><

 先生は『日経先物』について説明してくれました^^

 『一ヶ月先の日経平均は10,700円とか3ヶ月先は10,400円などとして売り買いします』

 なんと、未来の株価を決めて買っちゃうってことですね!

 『先物を売った証券会社は売ったあとで、実際に証券取引所で株を買うのです』

 お・・ということは・・・

 『日経先物の価格が上がり始めると、日経平均株価も上がり始めます』

 なんと、マジっすか!!ってことは、そこだけ見てれば株の価格ってだいたいわかるのでは?

 じゃあ、今現在はどうなの?と見てみると

 コロナで16,000円くらいに下がってから、ほとんど上がり続けていますね^^

 今はちょうど30,000円くらいでした。

 ってことは・・1ヶ月後には30,000円になると相場は読んでいるということかな?

 震災後も10年で見れば、右肩上がりです。

 今後も上がり続けると良いですね^^

 なんせ日経平均は日本企業の体温計ですから(*゚∀゚)ノ

5.まとめ

 最初にも書きましたが、今回は『中田敦彦さん』の本の読み方を参考にしております^^

 なので、次に『まえがき』と『あとがき』を読んでみます。

(1)まえがき(2011年当時です)

 日本が不況の中で震災に見舞われ、経済は悪化している。

 世界を見てもアメリカの経済は回復せず、ユーロへの不安も続いている。

 生活に欠かせないお金の情報を理解することで、よりよい生活の一助となれば

 というのが目的です。

(2)あとがき

 『機会費用』とはある行動をすることで、他の行動ができなくなるという考え方。

 ある選択をすることで、他の選択を放棄している。

 この本を読んだことで、他にお金を使う機会と、楽しい時間を過ごすチャンスを放棄したのだから

 それだけの効果があることを切望します。

 先生は、とても優しいですね^^

 経済が落ち込んでいる中でも、せっかく時間を使って勉強したのだから、

 効果のあるお金の使い方をするようにということでしょう。

 それを10年前にできている人は、いま結果ができているんでしょうね^^

 私が10年前にこの本を読むことができていればFIREできていたかもしれませんねw

 今回の私の投稿が、皆さんの生活に役立てれれば幸いです!

 ではまた!

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